女性特有の、薄毛の原因とその症状

はじめに

女性の薄毛の原因

「髪は女の命」とはよく言ったもので、髪は女性にとって非常に大切な部分です。しかし残念なことに、加齢とともに髪の密度や太さ、ボリュームは衰えていってしまうものです。そして、さまざまな要素が薄毛や抜け毛を早めたり、悪化させたりする要因となっています。薄毛や抜け毛は男性特有の悩みのように考えられがちですが、決してそのようなことはありません。

ここでは、普段あまり聞くことのない女性の薄毛の代表的な原因と症状を紹介します。

 

ストレスや食生活の乱れなどからくる血行不良

頭皮の血行が悪くなると、髪が育つのに必要なタンパク質やアミノ酸をはじめとする栄養分が毛母細胞まで十分に届かず、髪が育ちにくくなります。これにより、栄養不足の細い毛が目立つようになります。また、栄養不足は頭皮の乾燥にも繋がり、これにより髪が抜けやすくなります。

さらには、その乾燥を補おうと、今度は過剰に皮脂が分泌され、その結果毛穴が詰まり髪が抜け落ちることもあります。 この血行不良は、ストレスや肩こり、食生活の乱れなどが原因であることが多いです。また、過度なダイエットや喫煙もスムーズな血の流れを滞らせるため、薄毛を促進させる要因になります。

 

加齢や出産などからくるホルモンバランスの乱れ

髪の豊かさと女性ホルモンは、深く関係しています。女性ホルモンは髪を健康に保つ働きがあり、髪の毛の成長を促し、ハリやコシを与える大事な役目を果たしてくれます。この女性ホルモンのバランスが乱れることにより、薄毛が進行してしまうケースも多くあります。

ここでは、女性ホルモンのバランスを乱す要因を3つ紹介します。

【1】加齢

女性ホルモンは30代をピークに年齢を増すごとに少しずつ減りはじめ、40代以降は著しく減少していきます。そのため頭皮の潤いやコラーゲンが減少し、髪の毛は細くボリュームダウンし、抜けやすい状態になっていきます。

【2】出産

出産によって一時的にホルモンバランスが変化し、ヘアサイクルが大きく乱れることがあります。それによって異常な脱毛症状が起こることがありますが、これは出産後半年から1年ほどで回復することが多いと言われています。

【3】生活週間の乱れ

生活習慣の乱れも、ホルモンバランスを崩す大きな要因です。特に睡眠不足は、十分なホルモンの分泌を妨げてしまいます。夜間22時から2時の間は成長ホルモンや女性ホルモンが大量に分泌される時間帯です。抜け毛を予防するためには、この時間に睡眠を取ることが大切です。

 

女性の薄毛の代表的な症状

【1】瀰漫(びまん)性脱毛症

頭髪全体が均等に薄くなる状態です。女性の薄毛で多い症状で、特に頭頂部の薄毛が目立つようになります。40代以降の女性によく見られます。

 

【2】分娩後脱毛症

ホルモンバランスの乱れにより、出産後の一定期間に起こる症状です。比較的短い期間で回復することがほとんどですが、高齢出産の場合は回復に時間がかかることがあります。

 

【3】牽引(けんいん)性脱毛症

ポニーテールやアップヘアなど、髪を長期にわたって引っ張るようなヘアスタイルにすると、頭皮に負担がかかり薄毛の原因となることがあります。薄毛が気になりだしたらできるだけ頭皮に長時間負担がかかるようなヘアスタイルは避け、頭皮マッサージなどで血行をよくするようにしましょう。

 

【4】粃糠(ひこう)性脱毛症

フケが毛穴に詰まって炎症を起こしてしまい、髪の成長を止めてしまう症状です。ホルモンバランスの乱れが関係しています。気になって何度もシャンプーをしたりゴシゴシ爪を立てて洗ったりしては逆効果であるため、1日1回優しく頭皮をマッサージするようにして洗いましょう。

 

【5】脂漏性(しろうせい)脱毛症

粃糠性脱毛症と同様に、ホルモンバランスの乱れが原因の症状です。過剰な皮脂の分泌により毛穴を詰まらせてしまい、抜け毛が多くなります。

 

【6】円形脱毛症

ある日突然髪の毛が抜け落ち円形や楕円形に脱毛する症状です。原因は強いストレスからなることが多いと言われていますが、アレルギーなどが原因の場合もあります。抜け毛が急に増えたと思ったら注意深く頭皮を観察してみてください。

 

おわりに

いかがでしたか? 一言に薄毛といっても、その症状は人によって様々です。一時的なもので自然に治る場合や、薬剤などで改善できるものまであります。もしも薄毛が気になった場合は一人で悩まず医療機関に相談してみることをおすすめします。

   

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