唾液の量が少ないと薄毛に?唾液と薄毛の関連性とは

唾液の量が少ないと薄毛に?唾液と薄毛の関連性とは

実は、唾液には育毛物質が含まれています。なぜ唾液が注目されているのかというと、コロンビアの「理容牛」による育毛方法が話題になっているからです。

コロンビアでは、牛の唾液に育毛効果があると昔から伝わっていることから、育毛専用の牛として「理容牛」が存在しています。この牛を使った育毛方法は、薄毛の人の頭に好物の液体を塗り、舐めてもらうという驚きの方法ですが、コロンビアでは常識です。

実は、同じようにヒトの唾液にも育毛効果があります。しかし、唾液を頭皮に塗るわけにもいきません。どうすれば育毛効果を得ることができるのでしょうか。

唾液の驚くべき育毛効果

唾液には、もともと毛髪の成長を促す成長因子「IGF-1」が含まれています。「IGF-1」には、知覚神経を刺激し、毛髪の成長を促すという作用があるため、理容牛のように唾液を頭皮に塗る育毛方法というのは、理にかなっているかもしれませんね。

それに加えて、唾液の粘りの部分には「シアル酸(N-アセチルノイラミン酸)」という物質があります。唾液を飲み込むことによって、胃の中に到達すると「遊離シアル酸」という物質に変化します。その物質が、胃の知覚神経を刺激することによって、体内でもIGF-1を増やすことができ、育毛に期待できます。

シアル酸は、私たち人間にも含まれているものです。わざわざ牛の唾液を塗らなくても、自分自身の唾液の分泌量を増やすことで育毛効果が得られます。また、その逆で唾液の分泌量が少ない方は、薄毛になる確率が上がるというデータも出ています。

唾液を増やす方法

私たちの口の中には常に唾液が分泌されています。

誰でも簡単に唾液の分泌量を多くする方法は、食事の時に噛む回数を増やすことです。ガムを噛んだり、酸味の強い食べ物を食べたりすることも簡単にできる方法です。

その他にも唾液を増やす方法があるのでいくつかご紹介したいと思います。

1日1.5~2リットルほどの水を少しずつ摂取する

口や喉が乾きやすい人は、1日あたり1.5~2リットルの水を少しずつ飲むようにしましょう。一気に飲んでしまうと、体内の塩分バランスが崩れてしまい、むくみや体調不良の原因になります。定期的に水分補給することで、口の中を潤す時間を増やすと唾液の分泌量も増えると言われています。

耳周りと顎をマッサージ

唾液を分泌する唾液腺は、耳から顎にかけて流れています。耳の周りと顎を痛くない範囲でマッサージすることによって、唾液の分泌をよくすることができます。

リラックスする時間を作る

唾液は、身体をリラックスさせると副交感神経が働き、分泌量が増えます。その反面、交感神経の働く時間が多く、ストレスが多い生活を送っている方は、唾液が少ないと言われています。入浴や睡眠をしっかりとするなどリラックスする時間を意識的に作ることで自然と分泌量は増えます。

「あいうべ」体操

舌を動かすことでも唾液腺が刺激されます。簡単な舌や顔の体操で「あいうべ」体操をご紹介します。

まず大きく口を開けて、「あー」「いー」「うー」と口を大げさに動かします。最後の「べー」のときに舌をなるべく下方向に出すように動かします。

これを一日に数回、定期的に動かすことによって、顔の筋肉が動き代謝が良くなります。また、顔の引き締め効果もあります。

唾液を増やす食品

唾液を増やすには、食べる食品を選ぶことも大切です。その他にも、唾液に含まれる「シアル酸」が含まれた食品を選ぶことで、成長因子「IGF-1」を増やし育毛に繋げていくことができます。

昆布

昆布にはアルギン酸という唾液の分泌量を増やす物質が含まれています。おつまみやお菓子などで売られている酢昆布が手軽でおすすめです。

たまねぎ

最近では、たまねぎに多く含まれるポリフェノールの一種「ケルセチン」が唾液量を増やすということが判明しました。また、ケルセチンには血流を良くする、むくみや冷えの改善などをしてくれるという効果もあり、育毛がしやすい体質へと繋げることができます。

卵は、ヒヨコが孵化するまでの栄養が凝縮された食べ物です。生卵で白いヒモのような物体を見かけたことがあると思いますが、それがシアル酸になります。また、ビタミンC以外の栄養も豊富に兼ね揃えた食材です。

ローヤルゼリー

ミツバチが女王蜂のために生成するローヤルゼリーは、女王蜂が沢山子どもを作るために食べている特別な食べ物ものです。今では健康食品などで簡単に手に入れることができます。それには、シアン酸だけでなく、育毛や健康維持に必要な栄養素も沢山含まれています。

唾液が少ない方は注意!「ドライマウス」

普段から口が乾きやすい方は、ドライマウスの可能性があります。ドライマウスは名のとおり、口が乾いている状態です。

唾液の分泌量を減ってしまうと、口の中に雑菌が繁殖することで、口臭や虫歯などの口トラブルの原因になります。また、先述した唾液が減ることで成長因子「IGF-1」の分泌が少なくなり、薄毛になりやすくなってしまうといえます。

その原因の多くは、長時間のスマホ利用や生活習慣の乱れなどによって交感神経が働き、唾液の分泌量を抑えてしまうことです。また、薬の副作用などによって口が乾きやすくなることもあげられます。口の乾きが気になる場合は、医師に相談してみましょう。

おわりに

唾液は、育毛だけでなく健康を保つ上でも重要な働きをしています。育毛に繋げるためにも規則正しい生活やバランスのとれた食生活を心掛け、唾液の量を維持していきましょう。

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