ジフェンヒドラミンHCIとは?

化学物質のイメージ

育毛剤にはいろいろな成分が配合されていますが、そのなかに「ジフェンヒドラミンHCI」があります。

日常ではほとんど聞くことがなく、それがどのようなものかなかなか想像できないと思います。

しかし、1つ1つの成分を詳しく知っておくことで自分に合った育毛剤を選択できるようになり、よりよく髪を育てることができるはずです。

今回は、「ジフェンヒドラミンHCI」がどのような効能を持つ成分なのかを解説します。よりよい髪を育てるために知識を増やしておきましょう。

ジフェンヒドラミンHCIとは

まずは「ジフェンヒドラミンHCI」とはいったい何なのか?というところから始めましょう。「ジフェンヒドラミンHCI」は、別名を塩酸ジフェンヒドラミンと言います。

成分には大きく分けて二つの分類があります。一つが天然の素材から抽出された成分と、もう一つが化学的に合成されて作られた成分です。

「ジフェンヒドラミンHCI」は、この中の後者にあたる化学的に合成されて作られた成分で、広くいろいろな薬品に配合されています。

実は知らず知らずに摂取する機会の多い、なじみ深い成分と言っていいでしょう。育毛剤はもちろん、風邪薬、花粉症の薬、シャンプーやトリートメントにも利用されています。

ジフェンヒドラミンHCIは厚生労働省認可の医薬部外品成分

ジフェンヒドラミンHCIは多くの薬品や医薬部外品に配合されている成分と説明しましたが、薬品や医薬部外品として認可されている成分とは厚生労働省に正式に認められているということです。つまり育毛剤に配合されることで人体によくアプローチすると国から保証されている訳です。

この厚生労働省認可の成分には他に有名なものにセンブリエキスやグリチルリチン酸があります。センブリエキスとグリチルリチン酸は共に天然由来の成分で、植物から抽出されるものです。

天然成分と化学物質の最大の違いとして、天然成分は原料が自然物なので限りがあるということがあります。原料となる植物が希少であったり、栽培に適してないものだったりすると、値段が高くなってしまうことがあります。

しかし化学物質は合成物質なので、常に一定量を供給できます。そのため化学物質を配合した製品は値段が安価になりやすいという特徴があります。

そしてジフェンヒドラミンHCIとグリチルリチン酸は似た効果がある成分なので、同じタイプの製品でも化学物質である分、ジフェンヒドラミンHCI配合の育毛剤の方が安価になりやすいと考えていいでしょう。

ジフェンヒドラミンHCIの髪を育てることへのメリット

ジフェンヒドラミンHCIの髪を育てることへのメリットとしては、頭皮の腫れを抑えるという力があります。毛髪が薄くなってしまう状態が進行する場合、最初に髪が細くなることが多いのですが、これは髪を作る毛母細胞に養分が行き届かないことが原因となっている場合がほとんどです。

その原因となるのが頭皮環境が悪くなることです。具体的に言うと、頭皮に腫れが生じたり、フケがひどかったり、カサブタのようなものができていたりすると髪の状態も悪くなると考えられるのです。

毛髪が薄くなって原因としてはDHTによる髪の成長阻害が有名ですが、それと同時に、毛髪が薄くなってしまう方に目立つのが頭皮環境が悪くなることであると言われています。そのため、専門家の間では頭皮の状態が悪くなることで、育毛阻害に拍車がかかると考えられているのです。

つまり頭皮環境が悪くなることにより、育毛のための養分が行き届かなくなるということです。そこで育毛には頭皮環境を元通りにすることが必須と考えられています。ジフェンヒドラミンHCIは頭皮の腫れを抑えることで、頭皮環境を整える大切な役割を果たしてくれます。

ジフェンヒドラミンHCIの反動

ジフェンヒドラミンHCIは摂取する場合には眠気や口の渇き、集中力の低下などが起こる場合があります。風邪薬や過剰反応の薬として内服薬に配合されているので、そういった場合には用法を守るべき成分とされています。

しかし、育毛剤として使用される場合には、頭皮の表面に塗布されるだけなので、このような反動の心配はありません。むしろ、刺激の強いものが多い育毛成分の力から頭皮を守るのがジフェンヒドラミンHCIの役割です。

そのため、育毛剤としての利用の際はほとんど反動について考える必要はないでしょう。誤飲などをしないように注意する必要はありますが、これは育毛剤としては当然のことなので、ジフェンヒドラミンHCI配合だからといって特別なことではありません。

おわりに

ジフェンヒドラミンHCIは化学的に作られた合成物資ですが、腫れを抑える効能を持つ成分として、薬剤や医薬部外品などに広く使われています。育毛剤の成分としては、頭皮環境を整えて、健やかな育毛を促す役割を果たしているのです。

頭皮に赤みがあったり、かゆみがひどかったりする場合には、ジフェンヒドラミンHCI配合の育毛剤やシャンプーに替えることで状態がよくなる可能性があります。ぜひ成分表をチェックして購入してみてください。

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