育毛に使用される「スピルリナ」の効果・効能と副作用

スピルリナ

スピルリナは数ある栄養補助食品の中でも、栄養価が特に高いもののひとつとして知られています。そのため、美容や健康に効果があるとされていましたが、実は育毛にも効果があることをご存じでしょうか。

実際に育毛・脱毛予防に取り組む人にも、スピルリナは広く使用されています。
ここではスピルリナの特徴や効果、効能などを紹介していきます。

スピルリナとは?

非常に小さな微細藻類

スピルリナは藍藻(らんそう)類の一種です。藻類という点ではノリやワカメなどと同類ですが、その大きさは0・3〜0・5mmと非常に小さな微細藻類であり、細胞がねじれた形状をしていることから、その名が付けられました。

スピルリナは35億年以上も前から地球上に存在し、あらゆる動植物の起源とも言われています。小さな体の中にタンパク質を始め、ビタミンやミネラルの他、脂質、炭水化物といった5大栄養素が全て含まれています。

中でもタンパク質の含有量が50~70%と高く、肉類や大豆などといった、タンパク質を多く含む食品よりも高い数値となっています。なお、スピルリナは薬品としてではなく、栄養補助食品として「サプリメント」などの形で販売されています。

免疫力や新陳代謝の向上、貧血防止、肉体疲労の改善などさまざまな効果が認められ、美容や健康目的の製品に使用されるようになりました。他にもアレルギーやガンなど、特定の病気に対しても効果があると言われています。

スピルリナの育毛効果

タンパク質

スピルリナには、タンパク質が豊富であることの他にも、髪の成長に必要とされる「ビタミンB群」、鉄・マグネシウムなど「ミネラル類」の含有率も高いといった特徴が見られます。そのため、薄毛の治療に効果があると考えられるようになりました。

「髪が抜けにくくなった」という脱毛抑制の効果だけでなく、「髪の毛にコシが出てきた」という声や、「白髪が黒髪に変わった」といった声も聞かれます。

また、スピルリナには「抗酸化作用」もあります。人の身体は酸性体質になると、さまざまな病気にかかりやすい状態になります。人の血液は本来弱アルカリ性ですが、食生活の欧米化や添加物の摂取、過食などが原因となり、酸性体質になることがあります。円形脱毛症など、ストレスが主な原因となる脱毛症も、酸性体質になった際に起こりやすいと言われています。

スピルリナはアルカリ度が高い食品のため、摂取し続けるとアルカリ性体質に変わっていきます。弱アルカリ性体質になることで血流の改善にもつながり、毛髪の成長を促進させることもできます。

スピルリナの副作用

「下痢や発疹」、「胃の不快感」の他、「光過敏症」などの副作用が報告されている

豊富な栄養素を含んでいるスピルリナですが、これには「下痢や発疹」、「胃の不快感」の他、「光過敏症」などの副作用が報告されています。光過敏症とは、日光などの光によってやけどや炎症などを引き起こす皮膚炎の一種です。

スピルリナに豊富に含まれている「クロロフィル」が体内で消化されると、「フェオホルバルト」と呼ばれている成分が生成されます。このフェオホルバルトが光過敏症の原因と言われています。

また、血流を促進するワーファリンという薬を使っている方は、スピルリナの使用を控える必要があります。スピルリナに多く含まれる「ビタミンK」には、血液を固まりやすくする作用があるため注意しましょう。

上記の副作用についてはいずれも症状は重くなく、発症する頻度もまれであると言われています。ただし、人によっては症状が重くなる可能性もあるため、スピルリナを服用して不快感を覚えたら、すぐに使用を止めて医者の診察を受けましょう。

おわりに

天然の素材であり、多くの栄養素を持つスピルリナの特徴を紹介してきました。天然の素材だからと言ってリスクが無いわけではありません。「天然」という言葉だけで安心せず、副作用などのリスクともしっかり向き合いましょう。

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