赤ワインに含まれるポリフェノールが育毛にいい3つの理由

赤ワインに含まれるポリフェノールが育毛にいい3つの理由

赤ワインは、古来ヨーロッパで医療や美容につかわれたり、免疫力を高めたり、皮膚やお肌への美容効果も高いと言われています。実際に、赤ワインに含まれる酵母の中に美容成分が含まれており、化粧品に使われたりしています。

それに加え2013年1月9日、ヘアカラーで有名なあの「ホーユー株式会社」は、愛知医科大学皮膚科学講座との共同研究により、近年の頭皮トラブルは、フケよりも赤みが出ていることが多いことと、その頭皮の赤みの改善に赤ワインの酵母エキスが役立つことを発表しました。

果たして赤ワインは、どのような育毛効果が期待できるのでしょうか。

赤ワインが育毛に良い3つの理由

赤ワインに含まれる「ポリフェノール」や「酵母」、「フレンチパラドックス(意味は下記参照)」が、頭皮トラブルの改善につながる作用があります。

今回は、医薬品メーカーでもあるホーユーから報告された実験結果をもとにどのような育毛効果があるのかご紹介します。

1.赤ワインにはポリフェノールが豊富!

赤ワインにはポリフェノールが多く含まれています。そのなかには、カテキンやアントシアニン、タンニン、レスベラトロールといったポリフェノールの種類が含まれています。

カテキンは、お茶にも含まれているもので渋みのある成分です。抗酸化作用と脂肪燃焼作用があります。

アントシアニンには、ぶどうやブルーベリーなどの青紫色に含まれる色素の部分にあり、昔から目の働きを高める効果があります。眼精疲労の予防効果があり、頭皮の緊張や血行不良の緩和につなげます。

タンニンは、カテキンと同じく抗酸化作用があり、脂肪分解作用や、血行促進作用があります。

そして、レスベラトロールには、胃腸の知覚神経を刺激することによって、成長因子「IGF-1」が増えるといわれています。それだけでなく、血管拡張作用や動脈硬化の予防、脳の血流を増加させる可能性があることが報告されています。

こういったポリフェノールの作用によって、脳へ血流が促されることは、頭皮の毛細血管にも血流が行き届きやすくするため、頭皮の血行不良を改善し、血液によって栄養を届けやすくすることにつながります。

2.赤ワイン酵母エキスは、頭皮トラブルの改善に期待

赤ワイン酵母エキスの実験データ

画像:www.hoyu.co.jp

頭皮の赤みは、炎症によって皮膚の水分が保てず、バリア機能が弱くなってしまうため、皮膚が刺激を受けやすくなることで起こるという原因があり、抜け毛につながってしまいます。

22~41歳の男女計21名を対象にして、始めに皮膚の水分蒸散量や頭皮の赤みの範囲、抜け毛について調査しました。
次に、「赤ワイン酵母エキス」を配合したシャンプー、ヘアトリートメント、頭皮用のローションを1カ月間使用してもらい、使用終了後、皮膚の水分蒸散量や頭皮の赤みの範囲、抜け毛について再度調査しました。
そして、使用前後での変化を統計解析しました。
1カ月間使用した結果、頭皮のバリア機能が改善され、頭皮の赤みの範囲が減少しました。さらに、異常な毛根をもつ抜け毛の割合は減少し、抜け毛の本数も減少しました。
引用:「赤ワイン酵母エキス」に抜け毛の抑制に効果があることを発見

この調査により、赤ワイン酵母エキスが頭皮の赤みを改善し、頭皮を健康的に保つことから育毛効果が期待できるということがわかりました。

3.赤ワインのフレンチパラドックス現象

赤ワインには、フレンチパラドックスという現象が起きるということで注目されています。

動物性脂肪を多くとる食生活が続くと心疾患にかかりやすくなるのですが、世界でも動物性脂肪の消費の多いフランスには、心疾患になる人が少ないというデータが出ました。フランス人は、習慣的に赤ワインを飲みますし、それが健康に関係しているのではないかという予想のもと、そう呼ばれるようになりました。

後々赤ワインの持つ成分や関係性を調べられた結果、ポリフェノールの1種であるレスベラトロールがフレンチパラドックスと関係があることがわかっています。

赤ワインに含まれるポリフェノールの多さは、国民生活センターによるポリフェノール含有食品の商品テスト結果(発表情報)によると、100mlあたり250~450mgであるとのことです。

これは、ココアやなどの他飲料と比べても一番多い結果となりました。そして、通常の食品に含まれるポリフェノールは、30~40%しか人体に吸収されません。しかし、赤ワインに含まれるポリフェノールは、100%人体に吸収されると言われています。

参考:ポリフェノール含有食品の商品テスト結果(PDF形式) - 国民生活センター

赤ワインの選び方

赤ワインに含まれるポリフェノールは、血行促進作用や、抗酸化作用、脳の血流や発毛因子「IGF-1」増加させる作用があることから、育毛に効果的といえます。

実際に赤ワインを飲む方にむけて、どのような赤ワインがポリフェノールを多く含んでいるのか、その選び方をご紹介したいと思います。

色の濃い物を選ぶ

赤ワインの特徴的な色によって、ポリフェノールが多く含んでいるのかを見分けることができます。

赤ワインの赤い色素からは、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれており、その色素自体に抗酸化効果があります。そのため、色の濃いものはポリフェノールが多く含まれているといえます。

また、ぶどうは日光の照射時間が長いほど、色は濃くなり、そのぶどうからできる赤ワインのポリフェノール含有量は多くなると言われています。

熟成の進んだものを選ぶ

赤ワインは、熟成することでポリフェノールが重合化され、抗酸化作用が増し、高級アミノ酸という物質も分泌します。そのため、熟成されたワインのほうが通常の赤ワインよりも栄養や健康効果が多いといわれています。

熟成した赤ワインは、ビンテージワインとも呼ばれており、長期貯蔵されたものになります。また、ぶどうの産地や種類によっても熟成の度合いや味わいが異なり、赤ワインの楽しみ方のひとつとなっています。

ビンテージワインについては、希少価値の高いものもあり、高値の場合があります。少しずつ味わって飲んでいくのが好ましいでしょう。

おわりに

赤ワインには、育毛に期待できるポリフェノールが豊富に含まれていますが、アルコール飲料です。1日にグラス1~2杯が適量といわれていますので、飲み過ぎに注意し、薄毛対策につなげていってください。

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