「円形脱毛症」の原因とは?円形脱毛症の症状と治療法

円形脱毛症の症状と治療法

髪のトラブルのひとつに、円形脱毛症というものがあります。頭髪の見た目が変わってしまうことから、視線恐怖症や対人恐怖症を併発してしまうことのある、厄介な症状です。

今回は、この脱毛症の症状や原因、治療法などを紹介していきます。

円形脱毛症の症状

円形脱毛症の特徴は、抜け毛に勢いがあることです。ゆっくりと抜け毛が増えるのではなく、脱毛が始まってから「はげ」の部分ができるまでのスピードが速いのです。そのため、「いつの間にかはげていた」というような方が多く見られます。

また、発症部位にばらつきが見られることも特徴のひとつです。人によって頭頂部、側頭部など発症部位はさまざまであり、中には複数の部位に円形脱毛症が発症したケースもあります。また、この脱毛症は頭部以外にも発症する脱毛症です。

脱毛範囲にも個人差があり、10円玉サイズの方から500円サイズの方までその大きさはさまざまです。円形脱毛症は進行性の脱毛症であるため注意が必要です。発症した部位の抜け毛が一時的に止まったとしても、そのまま放置しておけば段々と範囲が広がってしまう恐れがあります。

男女どちらにも発症する可能性があり、30歳以下の若い世代に患者数が多い傾向があります。15歳以下の発症率が全体の約4分の1を占めており、子供に発症するケースも珍しくありません。

円形脱毛症の原因

人の身体には「CD8陽性Tリンパ球」というものが備わっており、本来このリンパ球は防御機能として働くものです。このリンパ球が誤反応を起こすと、毛根にある自己抗原に攻撃をしてしまうことがあります。これが円形脱毛症の原因と言われています。

なぜこのリンパ球が自己抗原を攻撃してしまうのかについては、具体的に分かっていません。現状では、精神的なストレスが原因であると考えられています。

また、花粉症やアトピー性皮膚炎など、円形脱毛症はアレルギーとも関連性があると言われています。中でもアトピー性皮膚炎との関係は密接であると考えられており、この脱毛症の全患者数の約4割が、アトピー素因を持っているとの研究結果が出ています。

円形脱毛症の早期発見法と治療法

円形脱毛症は頭髪や体毛だけではなく、爪にも影響を与えます。円形脱毛症を発症する前に、「小さなへこみ」や「横スジ」が爪に表れる方は少なくありません。そのため、定期的に爪をチェックすることによって、早期発見につながる可能性があります。

軽度の円形脱毛症では、外用ステロイドを塗ることによって治療するケースが多くなっています。内服ステロイドの服用も治療法として存在しており、外用よりも効果が高いと言われています。ただし、ステロイドの長期使用にはさまざまな副作用があると考えられているため、注意が必要です。

免疫抑制剤の使用も、円形脱毛症の治療法のひとつです。免疫抑制剤は誤反応を起こしているリンパ球を減らすことができますが、効果には大きな個人差が見られます。

このような薬剤の投与による治療を進める病院もありますが、これらの治療法では根本的な解決につながらないこともあります。根本的な原因がストレスにある場合には、ストレスのもとを排除することによって、症状を大きく改善できる可能性があるでしょう。

また、生活習慣や食生活を見直し、頭皮環境を整えることも円形脱毛症には効果があると言われています。「ビタミン」や「亜鉛」など育毛や発毛に効果がある栄養分を積極的に摂取し、十分な睡眠時間を確保することなどが大切です。

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おわりに

ここまで、円形脱毛症について紹介してきました。この脱毛症の患者数は国内でも多く見られますが、根本的な治療法が確立されていないため長期間悩まされている方も少なくありません。

実際に発症してしまった場合にはさまざまな治療法を試し、自分に合った治療法を地道に見つけることが大切です。

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