「機械性脱毛症」の原因とは?圧迫性脱毛症の症状と治療法

機械性脱毛症

世の中には、仕事が原因で脱毛症が発症してしまう方もいらっしゃいます。そんな仕事が主な原因となる脱毛症のひとつに、「機械性脱毛症」と言われるものがあります。この病気は圧迫性脱毛症とも言われており、若い世代の中にも悩まされている方が見られます。

この機械性脱毛症には、他の脱毛症には見られない特徴がいくつか見られます。ここでは、機械性脱毛症の原因に加え、症状や治療法などを紹介していきます。

機械性脱毛症の原因

脱毛症の中には、ホルモンバランスの異常や皮脂の分泌異常が原因となるものが少なくありません。一方で、今回紹介する機械性脱毛症の原因は、「物理的な力」となります。物理的な力を頭皮に受けると、それが原因で脱毛が進んでしまう恐れがあるのです。

帽子やヘルメットなどのかぶりものを長時間かぶると、人間の頭皮や毛髪は大きなダメージを受けてしまいます。かぶっている最中に痛みを感じなかったとしても、知らず知らずのうちにダメージが蓄積されているのです。これが機械性脱毛症の主な原因と言われており、例えば工事現場で働く方などヘルメットを長時間かぶる方が多く発症されています。

また、かつらも機械性脱毛症の原因のひとつと言われています。かつらは髪の毛の薄い部位を隠すためにかぶるものですが、重量がそれなりにあるため、頭皮や毛髪に大きなダメージを与えてしまうことがあるのです。

機械性脱毛症の症状

機械性脱毛症は、頭頂部や生え際である前頭部から脱毛が進行していくケースが多く見られます。これらの部位はヘルメットなどをかぶると、特にダメージが蓄積されやすい部位です。ダメージが蓄積されやすい部位ほど脱毛が進行しやすく、側頭部など負担の小さい部位はそれほど症状の進行が早くないことが、この機械性脱毛症の特徴のひとつです。

ただし、側頭部や後頭部などに脱毛範囲が広がらないというわけではありません。頭頂部や前頭部の脱毛を放置していると、場合によっては側頭部や後頭部にまで脱毛範囲が広がってしまう恐れもあるのです。

脱毛が全身に進行する病気ではありませんが、一度発症してしまうとなかなか治療しづらい病気であることも事実です。特に仕事で常にヘルメットなどをかぶる必要がある方は、治療をしたとしても症状が改善されないことも少なくありません。

機械性脱毛症の治療方法

機械性脱毛症の原因は「物理的な力」であるため、治療法としてはまずその物理的な力を避けることを挙げることができます。仕事上どうしてもヘルメットを外せない、という方はかぶるヘルメットを軽いものに変えたり、定期的にヘルメットを外したりすることによって頭皮環境を改善することができます。

また、かつらをかぶっている方は、かぶる必要のない時間はかつらを外すように心がけましょう。日常生活の中でもできるだけ帽子をかぶらないようにするなど、頭皮や毛髪に物理的な力がかからない状況を整えておくことが大切です。

育毛剤などの薬品を使用するという方法も、機械性脱毛症の症状を和らげるひとつの手段と言えます。しかし、薬品を使用したとしてもこの病気の場合は根本的な原因の解決にはつながりません。

頭皮環境を整えることにはつながりますが、薬品の使用を辞めた途端再び症状が進行してしまう可能性もあるのです。また、ほとんどの薬品には副作用が確認されているため、副作用というリスクとも真剣に向き合わなくてはならないでしょう。

おわりに

機械性脱毛症は根本的な原因がはっきりとしているため、早く気付くことができれば治療できる可能性も一気に高まります。早期発見を心がけ、発見をしたらすぐに原因を突き止めて適切な治療をスタートさせましょう。

このページを見た人はこんなページも見ています

検討リスト: 0 件
開く
全クリア
TOP