パーマが薄毛の原因に!?パーマと育毛の関係で知っておきたい七つの知識

パーマをかける女性

最近、髪の毛が薄くなってきた…。鏡を見て、薄毛が原因で地肌が透けて見えると、なんとなく外出もおっくうになります。パーマで髪のボリュームを出そうと思う人も多いのですが、実はパーマを繰り返すことが薄毛の原因になるかもしれません。パーマと薄毛について、七つの知識をまとめました。

薄毛をカバーするためにパーマをする、は間違い!

パーマ液の強いアルカリ性が薄毛を促進する

パーマ液は非常に強いアルカリ性の液体です。

PHは0~14の数値であらわされ、中性が7、髪の毛にとって一番いい弱酸性はPH5・5~6の状態です。パーマをかけるときは、2種類の液(1液と2液)を順番に髪の毛にかけて、頭皮上で化学反応を起こして髪の毛にカールをつけやすくします。1液は強いアルカリ成分があり、アルカリ性が高い液の中にはPH9~9・5になるものがあります。 これだけ強いアルカリ液は頭皮に強い刺激を与えます。パーマ中にピリピリした刺激を感じるのは、皮膚がパーマ液に反応している証拠なのです。

こういったパーマ液への反応が何度も繰り返されると、頭皮に湿疹ができたり、脂漏性皮膚炎を起こしたりすることもあり、薄毛の原因になります。

パーマを繰り返すと、今ある毛が細くなる

パーマの影響は頭皮に限りません。何度もパーマをかけていると、それだけ強いパーマ液の影響を受けることになり、徐々に髪の毛の中にあるケラチンというたんぱく質が髪の毛から出て行ってしまいます。

髪の中身が減ってしまうのですから、次第に髪が痩せて細くなります。ケラチンが不足すると、たとえ十分な本数の髪の毛が生えていても、細い髪ばかりで全体にボリュームが出ません。そこで薄毛に見えてしまうのです。 ケラチンは髪の毛だけでなく爪などを構成しているたんぱく質です。失われたたんぱく質は外から補充するよりほかありません。たんぱく質を多く含む食材(肉や魚介類、卵、大豆、乳製品)を積極的に食べ、同時にケラチンを補充できる育毛剤を併用しましょう。

パーマ液の刺激で接触性皮膚炎になることもある

接触性皮膚炎とは、皮膚に接触した物質が刺激となって皮膚が炎症を起こすことです。皮膚が炎症を起こすと炎症部分では正常な毛髪サイクルができなくなり、順調に新しい毛が生えてこなくなります。

接触性皮膚炎は全身のどの部分でも起こりうる皮膚炎ですが、頭皮の接触性皮膚炎の原因は、ほとんどがパーマ液の刺激や体質に合わないシャンプーやリンスの使用です。

原因が皮膚への外部からの刺激とわかっているのですから、原因物質の使用をやめることが症状をしずめる方法になります。「パーマをした後は頭皮がかゆくなる」、「ピリピリした感覚がなくならない」という場合は、接触性皮膚炎の疑いがあります。 接触性皮膚炎を放置してパーマを繰り返していると、頭皮の炎症が進み、薄毛がどんどん促進されます。しばらくはパーマをやめて経過を観察し、炎症がなくならないときは皮膚科を受診しましょう。

どうしてもパーマをかけたい…髪を守ってパーマをかける方法

薄毛になったと思ったら、パーマは4カ月に1回

頭皮の状態が健康ならパーマは2カ月に1回のペースで問題はありませんが、抜け毛の量が多くなってきたり1本ずつが細く弱くなってきたりしたら、パーマの回数を減らしましょう。できれば3~4カ月に1回のペースに変えて、髪の毛と頭皮がパーマ液の影響を受ける回数を減らすのです。

そして、あまり強くパーマをかけないようにしましょう。カールをしっかり強くかけようとすれば、それだけパーマ液の影響を強く受けることになります。これではパーマの回数を減らしても、頭皮に蓄積していく影響は減りません。

パーマはゆるめにして、毎日のブローで髪の毛をボリュームアップできるように工夫しましょう。なお、ブローの時に整髪料を使うのも控えめにしてください。整髪料も体質に合わないと接触性皮膚炎の原因となります。

パーマ直後のシャンプーは、保湿効果の高いものを選ぶ

パーマをかけた後の頭皮はとてもデリケートです。いつもと同じようにシャンプーをしていると、それがさらに刺激になることもあるので、薄毛が気になる場合は、パーマ後のシャンプーはいつもよりシャンプー液を減らしましょう。

パーマ後の2~3日は、シャンプー液を使わずにお湯で軽くすすぐだけにしてもいいでしょう。また、パーマ直後だけでもシャンプーをアミノ酸系シャンプーに変えると、頭皮の保湿がしやすくなり、頭皮の負担が軽減されます。

頭皮を洗うときも、力を入れずにそっと指の腹でマッサージするようにやさしくします。爪を立てて頭皮に傷をつけることがないように注意して洗います。

アミノ酸系シャンプーのおすすめランキングはこちら

ブラッシングもソフトにする

パーマ後はブラッシングもそっとやりましょう。通常のブラッシングは、頭皮の血行を促進することで毛母細胞などに栄養が行き届きやすくして、育毛をすすめるのが目的です。しかしパーマ後の敏感になっている頭皮にとっては、いつものブラッシングが刺激になるかもしれません。

1日に20~30回のブラッシングが適切な回数とされていますが、パーマ直後はそっと10回程度ブラッシングすれば十分です。なるべく頭皮にブラシを当てないように、やさしくやりましょう。

パーマと同時にカラーリングはおすすめできない

薄毛に配慮しながらパーマをする場合、パーマと同時にカラーリングをするのはNGです。

カラーリング液には強い酸性の染料が含まれています。これもパーマ液と同様、頭皮に対する刺激物です。 パーマをかけるときに一緒にヘアカラーをすると、頭皮やアルカリ性・酸性の刺激を同時に受けることになり、頭皮への刺激が2倍も3倍も強くなります。カラーリングとパーマは、あいだを置いて、必ず別の日にやりましょう。

おわりに

パーマをかけると髪全体がふんわりとして、気になる薄毛の部分をカバーできると思いがちです。

しかしあまりひんぱんにパーマをかけると、頭皮にとっては負担が蓄積されます。パーマの回数をひかえ、ヘアカラーの回数も減らすようにして、薄毛の進行を食い止めつつ上手にパーマを利用しましょう。

検討リスト: 0 件
開く
全クリア
TOP