塩分の摂り過ぎが薄毛の原因になる?食生活を見直そう!

塩分の摂り過ぎが薄毛の原因になる?食生活を見直そう!

塩分の摂り過ぎというと、高血圧症や腎臓疾患、不整脈などの怖い病気の原因となることで有名です。しかし、この塩分の摂り過ぎが薄毛の原因も招くということをご存じだったでしょうか?今回は薄毛と塩分の関連性、塩分の摂り過ぎによって薄毛になる理由を徹底追求していきたいと思います。

日本人は塩分を摂りすぎている!?

今や日本人の高血圧症の割合は2人に1人と言われているほどです。それもこれも、日本人の食生活に利用される塩分量が多すぎるからと言われています。私たちの主食である和食は、豊富な種類の食材をバランスよく調理し、脂質なども少なくヘルシーなものという一般的な認識があると思います。

しかし、意外にも味噌汁やお漬物を始めとして、和食は世界的に見ても塩分が多めであるという分析結果が出ているのです。塩分の摂り過ぎはあらゆる病気の原因となってしまうため、お医者さまも口酸っぱく注意喚起を促していますよね。最近では、このような病気に関することだけでなく、塩分が身体に及ぼすさまざまな影響が取り沙汰されるようになりました。そのひとつが薄毛との関連性です。

塩分の摂り過ぎが薄毛につながる理由

血流が悪くなる

血中の塩分濃度が高くなった場合、その濃度を低く保とうとして血管は多くの水分を取り込みます。これによって血液量が増加。同時に、血管にかかる負担(圧力)も増えてしまい、血管が老化してしまいます。老化することで動脈が硬くなる、血液の流れが滞るといった症状が現れます。そして、血液の流れというのは、全身どこの部分でも共通しているものです。

塩分の摂り過ぎによる血管機能の低下は自(おの)ずと頭皮の血流の悪さにもつながってきます。これにより抜け毛が増え、次第に薄毛になっていってしまうという負のスパイラルに陥るのです。

IGF-1という成分が減少する

育毛に必要な成分のひとつに、全身の成長に関わる大切なタンパク質、「IGF-1」があります。IGF-1は、血管の拡張作用や胃酸を除去するなどの役割を持っていて、今やアンチエイジングに欠かせない存在として注目されるようになりました。

このIGF-1は、増やすことで頭皮にも良い影響があるとされていることから、多くの育毛対策にも利用されているわけですが、過剰な塩分の摂取はIGF-1の元となるCGRPをどんどん減らしてしまいます。CGRPは塩分を摂った時に体側が感じる「しょっぱい」という感覚にとても弱いため、育毛のことを考えるのであれば塩分は極力控えるべきです。

1日の塩分摂取量の目安

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準2015年版」では、18歳以上の食塩摂取量の目安を男性で8.0g/日未満、女性で7.0g/日未満に設定しています。2010年版では男性9.0g/日未満、女性7.5g/日未満となっていた基準値が、高血圧予防などの観点からさらに厳しくなりました。

日本人の食塩摂取量は年々低下している傾向がありますが、平均値が10.4gとまだまだ諸外国と比較すると多いと言われています。

食品別の塩分目安量

私たちが口にすることが多い食材には、それぞれどのくらいの塩分が含まれているのかということをしっかり確認しておきましょう。先ほどの塩分摂取量の目安を念頭において、1日の理想的な食生活をぜひ考えてみてください。

・食パン1枚:0.8g
・梅干し1個:3.0g
・ベーコン1枚:0.4g
・ロースハム1枚:0.5g
・ちくわ1本:0.6g
・バター大さじ1杯:0.3g
・インスタントラーメン:5~6g

普段口にすることの多い食材には、このくらいの塩分が含まれています。インスタントラーメンはダントツに多いので、ぜひとも控えたいですが、その他の食材も複数が合わさるとあっという間に1日の塩分摂取量に迫ってしまうことがわかります。慣れるまでは、充分に気を付けて塩分管理をしていきましょう。外食派の人には、ぜひ以下の食材も参考にしてもらいたいと思います。

・コンビニのお弁当:3~5g
・焼き魚の定食:4~5g
・ハンバーガー&ポテト:2.5~3
・カツ丼:4.5g
・牛丼:3~4g
・ピザ:1.2~3g

塩分を控えるための工夫はこれ!

自炊にこだわる

前回のパートでも申し上げた通り、外食やインスタント食品というのは塩分が圧倒的に多いです。わずか1食分で1日の塩分許容量に達してしまうものもあるため、健康の観点で捉えても極力自炊するようにしましょう。

柑橘系(かんきつけい)の果汁を調味料にする

普段なら安易に醤油やソースなどをかけていた場面で一工夫してみましょう。

醤油やソースの代わりとして、おいしくいただけるのが柑橘系の果汁です。柑橘系の果汁には、塩分が含まれているわけではありませんが、素材そのものの味を引き出す効果が高いとされ、物足りなさは意外と感じないものです。焼き魚やサラダを食べる際には、ぜひ柑橘系のレモン、かぼす、柚子などを上手く使ってみてください。

薬味をいろいろと試してみる

塩分を控えたいときには、味を調える意味でも薬味にこだわってみましょう。和食には特にさまざまな薬味が存在しています。わさび・からし・ショウガ・柚子胡椒・大根おろしなど、お料理によっていろいろと味を変えてみると楽しいですよ。

カリウムを摂る

カリウムは、体内に取り込まれた塩分(ナトリウム)を排出するという役割を持っています。カリウムを豊富に含む食材としては、アボカド・メロン・リンゴ・ニンジン・じゃがいも・枝豆などがあり、これらの食材を積極的に摂ることで塩分の排出を助けることができます。気にして食べてみてください。

おわりに

いかがでしたか?今回は塩分の摂り過ぎが薄毛の原因になる理由と、その対策方法をご紹介してきました。普段の食生活が乱れている人は、どんなに素晴らしい育毛剤を使用したとしても高い効果を期待することはできません。ぜひ毎日の塩分摂取量をしっかりと管理し、育毛に最適な体内環境を作っていきましょう。

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