失敗が怖い!?植毛のメリットと起こりうるトラブルとは

失敗が怖い!?植毛のメリットと起こりうるトラブルとは

植毛は、育毛剤やカツラという手段と比べると圧倒的に高額な費用がかかりますが、その分、効果面での信頼感は抜群です。育毛剤は商品との相性により、効果が人それぞれだということがありますし、カツラに関してもよほど精巧なものでないかぎり、人工的な印象は拭えません。

今回は植毛にスポットをあてて、そのメリットやデメリットをご紹介していきたいと思います。

自毛植毛と人工植毛

植毛には「自毛植毛」と「人工植毛」、大きく分けて二つの手段があります。

自毛植毛とは、元気な部分の自毛から薄毛の部分に毛根を移植し、再生させるというやり方です。実際の移植手術は、皮膚を上手に切り取り、薄毛の部分に専用の器具で丁寧に植え込んでいきます。麻酔ももちろん行うので、痛みはほとんどありません。

一方の人工植毛とは、ナイロン素材などで作られた人工的な毛髪を植えこんでいく手法です。自分の髪の毛を使用するわけではないため、大量に移植することが可能です。手術に要する時間も比較的短く、1回の費用は安く済むというのが特徴です。

それぞれのメリットとデメリット

自毛植毛

自毛植毛は、正しく手術が行われ無事に成功すれば、既存の毛髪と同じように髪の毛が生えてきます。そして、一度手術をしてしまえば、メンテナンスや都度治療の必要もなく、ランニングコストがかからないという利点もあります。散髪やシャンプーも気にせずすることができ、何よりも自然な仕上がりになるというのが特徴です。

ですが、1回の手術費の負担額は大きく1株(2~3本)あたり約1000円で、つむじ周りなどの広範囲の手術には数百万円という大金が必要です。

また、自然な発毛を促すという性質のものであるため、思い通りの効果が得られるようになるまでに、ある程度の期間を要するという側面もあります。

人工植毛

上記でも少し触れましたが、人工植毛は人工的に作られた髪の毛を植えていくというものなので、毛量が少ない方でも思い通りの髪型を作ることが可能です。髪の毛1本につき平均300円ほどと、1回の費用が自毛植毛と比べると安値であるのも特徴です。

しかし、人工植毛は長年利用できるものではなく、数年に一度定期的なメンテナンスを行わなければなりません。長い人生でのトータル費用としては、自毛植毛と比較しても決定的な違いはないでしょう。

また、本来の自分の皮膚ではない人工物を埋め込むというものになるため、炎症を始めとする肌トラブルが発生する確率も、自毛植毛よりは高くなります。

自毛植毛大国のアメリカでトラブルが続出?

日本では現在のところ、薄毛の解消方法として植毛が第一候補に挙がるまでには至っていません。ですが、アメリカ合衆国では2010年の1年間で植毛をした人が約10万人にのぼり、それ以降も増加し続け、2014年までにはおよそ27%増えたという調査結果が出ています。(ソース:international society of hair restoration surgery)

アメリカ国内では過去、人工植毛によって異物反応が出てしまったり、感染症などを発病してしまったりという事例が後を絶たなかったことから、食品医薬品局により人口毛自体が有害器具に指定されています。

ほとんどの人が自毛植毛しか行わなくなった今、そのような肌トラブルはかなり軽減されるのではないかという予測はあったものの、新たな問題が湧き上がっているそうです。

専門知識のない医師が手術に対応

アメリカでは増えすぎた植毛患者に対応するべく、あまり経験のない医者や専門知識のほとんどない医者までが手術に対応しているという事態が起きているそうです。これでは、何のために国をあげて人口毛を禁止したのか…本末転倒ですよね。

具体的なものとしては、毛根の切り取り作業に失敗し、元の場所にあった髪がなくなる、または植えたはずの箇所でも髪の毛が生えてこないというようなトラブルが多いそうです。

日本でも植毛トラブルはあるの?

植毛についてのリスクや危険性などは、現代の医療技術の進歩によりかなり軽減されました。

ですが、まだまだ100%とはいかない様子。アメリカだけではなく日本でも多いトラブルとして挙げられるのは以下のものです。

手術後の吐き気やむくみ(副作用)

個人差はかなりありますが、手術時の麻酔が強かった場合は、むくみが出てしまったり、吐き気を催したりなどの症状を訴える人がまれにいるそうです。痛みを軽減するための鎮痛剤で影響が出る場合もあるかもしれませんね。

また、植毛した部分周辺の毛が一時的に抜けてしまうという現象もあるとのこと。これは、手術の失敗によるものではなく、おおむね頭皮環境の劇的な変化から発生するものだということです。

傷跡が残ってしまうことも

メスを使用する自毛植毛の手術では、傷跡が残ってしまうリスクも考えなくてはなりません。

ただし、若干の傷跡は残るケースがほとんどで、トラブルにまで発展するものというのは頭皮の形がデコボコになったなどの失敗パターンです。日本においてもこのような技術面でのトラブルが完全になくなったとは言えないようです。

おわりに

今回は植毛についてのメリットと、実際に起きているトラブルなどをいくつか紹介してきました。アメリカにおいても日本においても、信頼と実績のある病院を探すことがとても大切です。

テレビCMやネット上の口コミなど、植毛に関する情報はたくさん収集できると思うので、植毛をお考えの方は、安定感のあるクリニックを選んでください。

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