育毛と増毛と植毛の違いって?それぞれのメリット・デメリットは?

薄毛を改善する男性

薄毛の治療、改善の方法としてよく挙げられるのものに育毛、増毛、植毛などがあります。どれも髪の毛を増やして見せる方法なのですが、考え方や手段がかなり違うので、混同してしまうと大変です。

それぞれにメリット、デメリットもあり、薄毛の状態によって施術するのに向き不向きがあります。どの方法も髪の毛を豊かにしたいという考えから生まれたものなので、その着眼点からすれば、薄毛という病気に対する異なった治療法として考えるのが正しいのかもしれません。

それぞれの施術をどのように利用すればいいのか、特徴をきちんと知っておくことで正しく判断できるでしょう。そのためにも、それぞれの特徴を覚えておきましょう。

1.育毛とは自毛を育むこと

毛を育てると書く育毛は、その字の通り自分にあるもともとの毛を育てる方法です。薄毛治療の方法の中では、最も自然で無理のない治療法と言えるでしょう。

しかし、育毛治療にはさまざまな条件があり、その条件を満たしていない場合には薄毛の回復が期待できません。そんな育毛のメリットとデメリットをご紹介します。

育毛のメリット

育毛のメリットは、先述の通り自毛を育成する方法なので、最も自然な治療法であることがまず挙げられます。現在生えている髪の毛を薄毛にならないように丈夫にして、髪の毛はもとより頭皮環境も大切にするために総合的な改善を行います。

ほとんどが自主的に行えることなので、治療費があまりかからないというのも育毛のメリットの1つと言えるでしょう。ただし、急激に薄毛の傾向が現れた場合には、内的な問題がある場合もあり、専門医に診察してもらって治療方針を指導してもらうことも大切です。

薄毛の治療は基本的には皮膚科の病院を受診します。特に薄毛治療を掲げた病院を利用するのがいいでしょう。考え的には育毛は薄毛の予防と捉えるとわかりやすいのではないでしょうか。

育毛のデメリット

育毛の最大のデメリットは、髪の毛があまり残っていない場合には、ほとんど効果がないということです。その場合には育毛が更に発展した発毛という考え方も育毛と共に利用する必要があります。

発毛も育毛に近い考え方ですが、休眠状態にある毛根を活性化させるという、育毛よりももっと身体の内面に踏み込んだ治療法となります。育毛も発毛も髪の正常な育成ができていない理由をさぐって問題を解決することが大切です。

しかし、多くの薄毛は複合的な要因によって起こっているため、薄毛が進行している状態での育毛はなかなか正解へとたどり着けない難しさがあります。問題を解決し、結果として髪の毛が正常な状態になるまで長い時間を必要とすることがほとんどです。

2.増毛とは人工の毛を追加すること

増毛は薄毛に悩む人なら1度は考えたことがあるのではないでしょうか?薄毛の治療の中でも、増毛はあまり手間をかけずにすぐに髪の毛を増やせる方法です。手軽で危険が少なく、薄毛治療には最良の方法のようにも思えます。

増毛は元となる自毛に人工の毛を追加して髪の毛を増やして見せる方法です。一見すると簡単そうに思えるかもしれませんが、かなり繊細な技術です。そのためメリットだけではなく、デメリットも存在します。

増毛のメリット

増毛のメリットは何と言っても簡単かつ大量に髪の毛を増やすことができるというものでしょう。残っている毛に人工の毛を足すので、外見上の違和感もほとんどありません。この辺りはカツラなどとは違うところです。

素材にもよりますが、現在ある増毛法はどれもほとんどが自然な髪と見た目の変わらないものとなっていて、安心感があります。しかも自毛と同じようにセットをしたり、洗髪したりもできるので、本人すら自毛のような感覚で過ごせます。

増毛のデメリット

増毛のデメリットとしては、繊細な技術なので、とにかく費用がかさむことでしょう。さらに、一度施術をしたらそのままずっと過ごせるという訳ではなく、こまめなメンテナンスが必要となります。

増毛分の人工毛は伸びませんし、自毛の根元にくくりつけていたりする場合には自毛が伸びれば設置部分が浮き上がるので不自然な状態になってしまいます。そのため、どうしても定期的なメンテナンスが必要になるのです。

施術費用と永続的なメンテナンス費用を考えると、なかなか施術に踏ん切りがつかないという人もいるでしょう。それと、増毛は自毛が残っていないと施術が難しいので、薄毛が進行してしまっている人には利用するのが難しい方法でもあります。

3.植毛とは頭皮に髪の毛を移植すること

植毛は薄毛が進行してしまって頭髪の無い部分ができてしまった人にとって、ある意味最後の希望のような施術です。薄毛治療としては自毛の自然な回復が最も望ましいのですが、髪の毛を生み出すための毛根の毛母細胞が死滅してしまっている場合、自然に髪の毛が再生することはありません。

そんな風に薄毛が最終段階まで進んでしまっていても、人工的に頭皮に髪の毛の元となる細胞を植え付けることで、頭髪を復活させる技術が植毛となります。

植毛のメリット

植毛のメリットは、ある意味では正しく自毛の復活であるということでしょう。髪の毛を育成する組織が機能しなくなってしまったところへ髪の毛を育てる組織を植え込むという方法なので、薄毛がどの段階まで進行していても、人工的でなく自然な仕上がりになります。

特に植毛の中でも自毛の健康な部分からの移植である自毛植毛は拒絶反応も起きにくく、髪の毛が昔のように生えてくる喜びを感じることができるはずです。

植毛のデメリット

植毛のデメリットとしては、これが痛みを伴う可能性のある医療行為であるということです。つまり規模は小さくてもこれは手術なのです。外科的な手術であり、組織の植え込みという性質上、身体の拒絶反応もあるかもしれません。

手術の影響がどのように身体に残るのかは予測しかできないので、実際には深刻な影響が出ることも考えられます。腕のいいお医者さんを選んで施術してもらっても尚、不安の残る方法と言えるでしょう。

おわりに

育毛と増毛、植毛のそれぞれの違いはわかっていただけたでしょうか?それぞれのメリットとデメリット、そして薄毛のどんな状態のときに利用するべき技術なのかが理解できれば、どれも薄毛に対して効果的な対処方法であることをわかっていただけると思います。

薄毛で悩んでいるのなら、自分の状態に合った施術方法を、デメリットを考慮した上で選べるかどうか検討してみましょう。特に医療行為である植毛は簡単には行うことのできない方法です。だからこそ、植毛は薄毛に最も効果的な治療方法とも言われているのです。

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